2013年9月16日月曜日

丙午世代の功罪:丙午とオリンピックの同期を感じるか!?

丙午(ひのえうま)は、60年に1回やってくる。
同じように、周期を持って定期的にやってくるイベントは何か? と考えてみた。
なんだ、身近の話題であるではないか。

今、ホットな話題のオリンピック。これは4年に1回やってくる。
かたや60年。かたや4年。これは、重なる割合は意外に高いのではないだろうか?
そう思って、近代オリンピックの歴史をひも解いてみた。

Tokyo2020_1

・・・結論から言うと、過去のオリンピックの歴史の中で、丙午だったのは、たったの1回だけだった。
1906年に行われた、アテネオリンピック。
ただし、この大会は、中間オリンピック大会という位置づけで、4年に1回のオリンピアードではない。国際オリンピック委員会もこの大会を正式には認めていない。初期のオリンピックの4年に1度というルールが固まる前の特殊な年、という位置づけだ。
以降、4年に1回のオリンピックだが、丙午とは全く重ならない。

Tokyo2020_3

1896 第1回  アテネ
1900 第2回  パリ
1904 第3回  セントルイス
1906 第3回  アテネ
1908 第4回  ロンドン
1912 第5回  ストックホルム
1916 第6回  ベルリン
1920 第7回  アントウェルペン
1924 第8回  パリ
1928 第9回  アムステルダム
1932 第10回 ロサンゼルス
1936 第11回 ベルリン
1940 第12回 ヘルシンキ
1944 第13回 ロンドン
1948 第14回 ロンドン
1952 第15回 ヘルシンキ
1956 第16回 メルボルン・ストックホルム
1960 第17回 ローマ
1964 第18回 東京
1968 第19回 メキシコシティ
1972 第20回 ミュンヘン
1976 第21回 モントリオール
1980 第22回 モスクワ
1984 第23回 ロサンゼルス
1988 第24回 ソウル
1992 第25回 バルセロナ
1996 第26回 アトランタ
2000 第27回 シドニー
2004 第28回 アテネ
2008 第29回 北京・香港
2012 第30回 ロンドン

この後、予定されているオリンピックも、全く重ならない。
と、これも計算というか、数字の特徴でわかるのだが。
Tokyo2020_2
 丙午という年は、西暦の下2桁で見ると、06、26、46、66、86の5パターンしかない。
 この2桁の数字が4で割れないのだ。当たり前だが、これでは重なることは永久にない。
 がっかりしてしまうところだが、実は、これは夏のオリンピックの話。

 冬季オリンピックになると希望が持てる。
 過去にはないのだが、これからの未来でそれが実現する。
 なんと、2026年と、2086年だ。
 2026年の開催地はまだ決まっていない。
 この年は僕が60歳で、健康に問題なければ、きっとまだ生きている。
 丙午の年が、冬季オリンピックイヤーというのも、何かの縁だ。

 どこで開催されるかわからないが、もし、行けそうな場所だったら、ぜひとも現地に行ってみたいものだ。
 その頃には、もう少し、老人でも気楽に海外旅行出来ていると信じている。

Tokyo2020_4

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