丙午(ひのえうま)は、60年に1回やってくる。
なんで60年に1回か? 考えてみたことはあるだろうか。
陰陽五行と干支に関係している。陰陽五行では十干(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸)あるうち、丙(ひのえ)は陽に属する。
干支はご存知(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)だと思うが、これも陰と陽の区別があり、午は陽。
10種類と12種類なので、掛け算すれば120だが、陽と陽、陰と陰の組み合わせしかできないので、その半分の60。
それで、丙午は、60年に1回なのだ。この丙午は、両方とも火を表していることもあって、とにかく激情的なのである。
なんで60年に1回か? 考えてみたことはあるだろうか。
陰陽五行と干支に関係している。陰陽五行では十干(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸)あるうち、丙(ひのえ)は陽に属する。
干支はご存知(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)だと思うが、これも陰と陽の区別があり、午は陽。
10種類と12種類なので、掛け算すれば120だが、陽と陽、陰と陰の組み合わせしかできないので、その半分の60。
それで、丙午は、60年に1回なのだ。この丙午は、両方とも火を表していることもあって、とにかく激情的なのである。
その60年に1回やってくるもの。
つい、先日初めて訪れたのが、島根県出雲。出雲大社(正しくは、いずもおおやしろ、と読む)は、今年60年に1回の式年遷宮である。
しかも今年は、三重県の伊勢神宮も式年遷宮。なんとも稀有な年が重なったのが今年なのだ。
式年遷宮は、いわゆる神様のお住まいの引っ越しである。
神様のお住まいとて、木造の建物。古くなれば当然傷む。伊勢神宮の場合は20年に1回、出雲大社は60年に1回、この引っ越しを行う。
これが式年遷宮なのである。
つい、先日初めて訪れたのが、島根県出雲。出雲大社(正しくは、いずもおおやしろ、と読む)は、今年60年に1回の式年遷宮である。
しかも今年は、三重県の伊勢神宮も式年遷宮。なんとも稀有な年が重なったのが今年なのだ。
式年遷宮は、いわゆる神様のお住まいの引っ越しである。
神様のお住まいとて、木造の建物。古くなれば当然傷む。伊勢神宮の場合は20年に1回、出雲大社は60年に1回、この引っ越しを行う。
これが式年遷宮なのである。
出雲大社は、行ってみれば感じることができるが、神様がそこにいる、という空気をはらんでいるのがわかる。
空気が澄んでいるとか、爽やかであるとか、木々のイオンの効果であるとか、吹き抜ける風が心地よいとか、もちろん、そういうこともあるかもしれないが、ここは、まとわる空気が少しずつ変わっていくのが感じられる。微妙な差だし、観光客が多ければ多いほど、その微妙な差は薄れるのだが、それでも違う空気が周囲をまとっているということは、なんとなくだが感じられる。
空気が澄んでいるとか、爽やかであるとか、木々のイオンの効果であるとか、吹き抜ける風が心地よいとか、もちろん、そういうこともあるかもしれないが、ここは、まとわる空気が少しずつ変わっていくのが感じられる。微妙な差だし、観光客が多ければ多いほど、その微妙な差は薄れるのだが、それでも違う空気が周囲をまとっているということは、なんとなくだが感じられる。
この出雲大社に、来月の10月、日本全国の神々が集合する。
10月は「神無月(かんなづき)」だが、出雲だけが「神在月(かみありづき)」になるのだ。
なんのために神様たちが集まるのかは、いろいろな説がある。
だが、僕は、宿の仲居さんに聞いた理由が一番しっくりくる。
この月に集まるのは、これから夫婦になる男と女は誰で、誰とくっつけるか、を相談するために集まっているのだ。
日本の未来を背負う子孫たちを、どんな男女から、どんな夫婦から生み出すか、そんなことまでこの神様たちは喧々諤々の議論をしながら決めるのだ。
10月は「神無月(かんなづき)」だが、出雲だけが「神在月(かみありづき)」になるのだ。
なんのために神様たちが集まるのかは、いろいろな説がある。
だが、僕は、宿の仲居さんに聞いた理由が一番しっくりくる。
この月に集まるのは、これから夫婦になる男と女は誰で、誰とくっつけるか、を相談するために集まっているのだ。
日本の未来を背負う子孫たちを、どんな男女から、どんな夫婦から生み出すか、そんなことまでこの神様たちは喧々諤々の議論をしながら決めるのだ。
なんともすごい会議ではないか?
自民党の比ではないのだ、神様たちのやることは!
そうして、この日本に新たな命が宿るのだ。日本を立て直す命が、今も生まれている。
今を生きる僕たちは、後進に自信を持って託せる日本を残さなければならないのだ。
それが意識できていれば!
次の式年遷宮の頃には、きっと輝かしい国を築いているに違いない。
自民党の比ではないのだ、神様たちのやることは!
そうして、この日本に新たな命が宿るのだ。日本を立て直す命が、今も生まれている。
今を生きる僕たちは、後進に自信を持って託せる日本を残さなければならないのだ。
それが意識できていれば!
次の式年遷宮の頃には、きっと輝かしい国を築いているに違いない。
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