http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140120/258493/?P=1
記事によれば、その最たる理由が、「親も見ているから。」
親に自分の交友関係を知られたくない、知ってほしくない。
この心理はわからないこともない。大人であっても、この心理は働く。
例えば、普通に会社内の人間関係。上司に自分の友人関係やプライベートまで知られたくない。
そういう理由でFacebookをやらないで、例えばLINEなどで、仲の良いグループで集う。
確かに、今の時点で全世界で12億。ここがピークのような気もする。
ただ、そこまで広がった利用者が、5年後、8年後、どうしているか。
新たなSNSを使っているのだろうか。
使いたい人は使っているだろうし、使わない人は使わない、という当たり前の選択をした結果、
Facebookはピークから少し離れ、適度な人口で維持されているのではないか、とも思える。
日本に目を移せば、日本はすでに超高齢化社会に突入している。
高齢者には高齢者に向いたSNSが、この日本で登場していることも想像できる。
もちろん、今のFacebookが、高齢者に向いたコンテンツを提供している可能性もある。今でさえも、40代以上の利用者が増えているのがFacebookだ。高齢者特有のコミュニティが育っていく可能性だってある。
そう考えると、まんざら5年や8年で衰退することはないかもしれない。
もちろん、その先はわからない。今の若い世代が使わないのであれば、いびつな釣鐘型の人口構造のまま、Facebookもまた、日本と同じような人口推移を見せるのかもしれない。
Facebookが衰退しようがしまいが、それよりも、ソーシャル・ネットワーキング・サービスがどのように変遷していくか、に注目したほうがいいのだろう。
特に、日本は高齢者だらけになるのだ。SNSが高齢者に特化していく様を、想像し、実現するのが賢明なのかもしれない。
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